2009年05月23日

彼らに明日はなかった・・・

『俺たちに明日はない』(67・米)


大恐慌の30年代。テキサス州ダラスを中心に、次々と銀行を襲った実在する強盗カップル、ボニー・パーカーとクライド・バロウの犯罪逃避行を描いたアメリカン・ニューシネマの先駆的作品です。
当時では斬新すぎるシナリオ、過激な描写、魅力的な俳優陣と、傑作と呼ばれる理由が随所に見られる、私の大好きな1本。

ニューシネマにしては珍しく、女性が主役の扱いで描かれている点も気に入っています。
ボニー役のフェイ・ダナウェイは、美人ではないけれど、気だるい雰囲気と妖しい魅力を持つ女優さんです。30年代のファッションもとっても素敵で、タイトなスカートにベレー帽、スカーフ使いなんかは現代でもマネしたいお手本スタイルです。


もうよく知られているように、『死のバレエ』と呼ばれたラストシーン。
それが1934年の今日。
ついに二人は警官隊に包囲され、87発の弾丸を浴び、車も体も蜂の巣にされてしまいます。それをスローモーションで見せる衝撃映像。


タイトル通り、彼らに明日(5月24日)はなかったのでした。




【実物のボニー&クライド(左)と、映画のワンシーン(右)】


実際の二人は写真好きで、逃亡中にも数多くのポートレイトを残しており、映画でもそれが再現されている。



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Posted by つきピン at 20:36 │映画