2009年06月02日

ジューン・ブライドの季節です

 『ジャスト・マリッジ』('03・米)


6月といえば、“ジューン・ブライド”。

その昔、“成田離婚”なんて言葉がありましたが、この映画はそんなテーマを含んでいて、それでいて楽しい。

作品のキャッチコピーが、『Q.問題です。この二人の笑顔は、あと何秒続くでしょう?』なんてパッケージに書かれているぐらいだから、これから一体何が起こるのやら!?観る前から期待が高まります。

上流階級の超お嬢様のサラと、ラジオのリポーターとして働く庶民派のトムは、熱烈な大恋愛の末、周囲の猛反対を押し切って結婚。
ところが、ハネムーン先で数々のトラブルに見舞われ、二人の仲は一気に険悪ムードに。
飛行機の搭乗時からすでに波乱含み。滞在先のヨーロッパでも不運は続き、さらに二人の仲を壊そうと、新婦の家族が最強の刺客まで送り込んでくる始末。


何と言っても、主演の二人のお笑い合戦が一番の見所。
新郎役のアシュトン・カッチャー(実生活ではデミ・ムーアの旦那さんです)もいいけど、やはりここは新婦役のブリタニー・マーフィに軍配を上げたい。
前出の『クルーレス』の頃に比べ、美しく磨かれたルックスもさることながら、彼女のコメディエンヌぶりはハリウッド随一です。


婚カツの参考になるかはさておき・・・こんな笑えるウェディングムービーで、日本の6月のジメジメした空気を吹き飛ばしてみてはいかがでしょうか?






こちらは、日本版ポスター。
  


Posted by つきピン at 22:23映画